強みは、金属・樹脂切削、樹脂成形の短納期試作です。

試作金型による成形品の供給を最短2週間で供給します。

【インタビュー】 ゲストレポーター:小林 綾子

 洗練されたスタイリッシュな外観と、整理整頓の行き届いた整然とした雰囲気の工場内。『株式会社クライム・ワークス』には、いわゆる町工場のイメージがどこにも見あたらない。日本の製造業の衰退がささやかれる中にあって、ここには確かな一筋の光が見える。

小林綾子
こちらの工場では、自動車や家電などの開発段階で必要となる部品の試作品を作られているそうですね。

山口誠二
はい。例えばメーカーが自動車の新しいエンジンを開発する場合、およそ5年がかかると言われています。開発工程で検証のための試作品をいくつも作る訳ですが、当社は主にその試作品の制作を請け負っております。依頼は数個という事もあり、そういった際には完全ハンドメイドで対応する場合もございます。開発段階での部品を扱う仕事ですから、最先端の商品を数多く扱わせていただく重責を担っているわけです。

小林
とても重要なお仕事をされているのですね。ところで“町工場の職人さん”というと、高度な技術を持っているという印象がありますが、どうして日本の技術は優れているのでしょうか。

山口
確かに日本の製品が良いといわれる裏側には、長年に渡って培ってきた高い技術力があり、どのような手順で作成していくべきか、そのプロセスを考える発想力にも優れています。また、元々備わっている感性や感覚で、驚くほどの短時間で製品を仕上げてしまう能力があるのです。当然そこには個々の経験と努力があり、更に言えば品質の維持や管理という点においても、どこにも負けない力が備わっています。

小林
日本が海外に誇る緻密で高度な技術は、やはり職人さん一人ひとりの日々の鍛錬があってこそなのですね。

山口
もちろん海外にも緻密なものを作る技術はあるのですが、スピードでは日本に劣ります。近年では商品販売のサイクルが早く、それに伴い商品開発のサイクルも短くなり、何よりもスピードが求められているのが現実です。我々はそのスピードを鍛えるべく、求められるものを短期間で作り上げる技術や工
程を磨いてきました。だからこそ当社の技術は、今の時代とお客様のニーズに合っていたといえます。

小林
なるほど。実は今日の取材を通して感じたことですが、社員の皆さんがとても生き生きと楽しんで作業をされている姿が印象的でした。皆さんを束ねる社長さんとして、いつも何かおっしゃっていることなどはあるのですか。

山口
とにかく成長して欲しいという事ですね。演劇に例えるなら工場は舞台です。そこで演技をする社員一人ひとりが良い演技をすれば拍手喝采を受けるように、早く試作品が完成すればお客様から拍手をいただけます。そのような喜びや達成感を感じる事で、人は成長していくはずです。会社として人が成長する文化を作っていけば、会社も成長していけると信じています。そして“日本の製造業が誇る技術を次世代に繋げる”というのが、当社の第一のミッションです。戦後の日本の高度成長を支えてきたのは製造業です。今「衰退」という言葉がささやかれる業界ですが、次世代への架け橋となって社会貢献していく事が私達の務めでもると思っています。

会社概要

会社名 株式会社クライム・ワークス
所在地 〒144-0033 東京都大田区東糀谷6-4-17 OTAテクノCORE1F
TEL 03-3742-0691
業務内容 精密機械部品試作品製作、金属加工、樹脂成型
代表取締役社長 山口 誠二
LINK 公式ページ
Copyright(c) HMS All Rights Reserved.